永楽窯

永楽窯 (九谷本窯 1865〜1869) 加賀

大聖寺藩は、九谷焼の復興を計り、万延元(1860)年に宮本窯を買い入れ、春日山窯の木崎万亀を通し、 京都の名工永楽和全を山代に招き、慶応元(1865)年に官営の九谷本窯(永楽窯)として開窯した。
九谷本窯の前身は、嘉永5(1852)年に廃窯した宮本窯である。

永楽和全は、山代にて赤呉須、古染め、祥瑞、仁清、伊賀、南蛮、朝鮮写し、金襴手、有田などの作品を残し、 停滞する九谷焼に新しい技法を伝えた。

九谷復興の目的で始めた窯であったが、ついに古九谷は造られることなく、開窯から4年後の明治二(1869)年に、 永楽和全の帰京により廃窯となった。

永楽窯の作品

色絵金彩双龍文万歴赤絵写し合子
色絵金彩双龍文万歴赤絵写し合子
口径21.9cm 高さ14.5cm
永楽和全 九谷本窯
石川県立美術館所蔵
染付金襴手片身替鉢
染付金襴手片身替鉢
口径21.8cm 高さ10.8cm
永楽和全 九谷本窯
石川県立美術館所蔵
緑釉金銀彩染付山水図碗
緑釉金銀彩染付山水図碗
口径11.0cm 高さ5.2cm
永楽和全 九谷本窯
石川県立美術館所蔵
色絵金彩唐子遊図鉢
色絵金彩唐子遊図鉢
口径16.5cm 高さ8.9cm
永楽和全 九谷本窯
石川県立美術館所蔵
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